趣味と生活雑学

もっとも現代的な眼病ともいえる眼精疲労

「もっとも現代的な眼病」ともいえる眼精疲労を認識せず、つらい症状に泣く患者さんをつき放していいものでしょうか。

断じて「ノー」だと私は思います。アメリカの作家、トム・クランシーの作品に「いま、そこにある危機』という小説がありますが、眼精疲労は「いま、ここにある危機」なのです。それに対し、国も眼科学会も企業もなんら対策を打ち出せないでいるのです。

テクノストレス社会はますます加速し、「眼精疲労」という言葉は少しずつ浸透しているかに見えます。人々に言葉として現実として認識されなければ予防策も対処法も生まれえないわけですから、それ自体はけっこうなことです。

メガネをつくる際の一つのポイントは、あまり乱視を意識しないことです。

光が網膜の前方で焦点を結ぶ状態を近視、網膜上で結ぶ状態を正視、後方で結ぶ状態を遠視というのに対し、乱視は焦点の合った像をどこにも結べない状態をいいます。

正視以外をまとめて「屈折異常」と呼びますが、多少の屈折異常は誰にもあると考えてよいでしょう。

メガネ屋さんはよく「乱視ですね」「乱視が入ってます」などといいます。そういわれると大抵の人は恐ろしくなって「じゃ、それを入れてください」と頼みます。

乱視でない人を探すのはむずかしいほど乱視は一般的です眼科医が処方する「眼鏡処方篁」には乱視の程度を記入する欄もあるのですが、よほどひどいケースでない限り書き入れない主義です。